hirokoのGreendale その3



hirokoのGreendale その3

物語と楽曲が進行して行く中で、語りに入ったニールが物語の主人公と自分のコメントを織り込む部分があった。

例えばSun Greenは父親と話がしたくていつもアトリエに絵を見に行く訳だが時として親というのは
何時も忙しくしてしている。
ニールも子供の頃、よく父親の書斎へ上がっていっては「何をしているの?」とスコット氏に話し掛けるのだが、決まって「何にもしていないよ。わからないよ」と答えが返ってきた。
父はとにかく大きなタイプライターの置いてある書斎へ上がっては1日何も書かない時もあったり、無心に一日中書き続けている時もあったという。
このSun GreenもEarlのアトリエを訪れても、こんな感じだったのだろう。

クレイジーホース達と楽曲を作って行く中で、おじいちゃんのインタビューを作り上げた。
だが、結末はおじいちゃんは死んでしまったのだ。
素晴らしいキャラクターであっただけにこのおじいちゃんが死んでしまった後は、みんながえらく落ち込んで沈みきってしまった。
みんなはおじいちゃんが大好きだったから・・・
そこで何日も空間が空いてしまった。
いつもニールは朝起きて、ギターをポロロンとつまびく。
そこに流れるフレーズで今日はこれでいこう!と決めるのだそうだが、このおじいちゃんの死後というのは何のインスピレーションも浮かんで来なかった。
それほどまでにおじいちゃんの死というのが強烈だったのだ。
メンバー達とも・・・ここまでだな。と話は行き詰まった。
幾日が過ぎ去って、同じようにポロロンとギターをつま弾く。
ふっと・・・・「あれ?おばぁちゃんはどうなったんだ?」と、おばぁちゃんが残されていたことに
気が付いた。
おばぁちゃんを忘れていたぁ!で、Bring Down Dinnerが加わったそうだ。

このLondonの前にダブリンで公演したわけだが、ステージ上でニールはハーフパイントのギネスを持ち込んでいた。
ダブリンから持ってきたらしい。