

JacksonBrowne
&
David Lindley
In Royal Concert Hall Glasgow
28,March 2006
アバディーン時代の友達Drニール君からTELが入る。
「おい!ジャクソンがリンドレーとライヴするみたいだ。スペインで・・・」
「えっつ!リンドレーとぉー???おお!そいつはすげぇー!」
スペインかぁ・・・場所によってはライアンエアーで安く飛べるなぁ。
すぐさまジャクソンのオフィシャルサイトでツアー情報をgetする。
マドリード、バルセローナ・・・ライアン・エアーだったらジェローナがある。
往復で約7,000円・・・さぁて・・・どうしたものか・・・
コスタ・ブラーバ方面には数年前に1週間のHOLIDAYを体験済みだったのである程度勝手はわかる。
しかし、このジェローナからバスセローナまでは結構な距離、おまけに到着する時間がかなり遅い。
最低でも2泊3日コースだなぁ・・・安いHOTELを検索し・・・それでもまだどーしたものか思案していると、クリス君が「ジャクソンがスペインでライヴしてUKにこないことってありえないような気がするけどなぁ・・・もうちょいと待ってみようぜ。」
毎日サイトをチェックしていた。
すると出た!ブリストル!そおしてグラスゴーだ!
やっぱ彼って、グラスゴーが好きなんだなぁ。
グラスゴーと来りゃぁ会場はここしかない!
彼の最も好きな会場の1つ、ロイヤルコンサートホールしかないではないか!
まだチケットは発売されてはいない。
普段はスローなクリス君、職場でひょいと携帯電話を取り出して、ロイヤルコンサートホールにTELを入れる。
この時点で朝の9時。
「ジャクソン・ブラウンのライヴはあるんだろうか?あったら欲しいんだけど・・・・」
すると・・・
「チケットは今日の10時から発売するよ」
ってなトップクラスの超特急情報。
10時になって、再びTELを入れてチケットゲット一番乗り!
最前列である。
すぐさま家にTELがかかり、「ジャクソンのチケット10時からだったよ。」
「げぇーっつ!ほんまぁ?急がなくっちゃ!」
「おいおい!もう取ったよ!」
「うっそぉー!すばらしい!うっそぉー!まだサイトでは発売日はアナウンスされてないよ。す・ば・ら・し・い!」
そおして、早速アバディーンのDrニール君にE-mail、ついでにジャクソンBのトレーダーのアンディー君にもE-mail。
かくして今回のジャクソン&リンドレー最前列ライヴとあいなった。
3月28日火曜日。
この日はスコットランド中の地方自治体で働く人達のゼネスト。
でもって、市営のものは全てストップされていた。
エジンバラはロジアン・バスとファーストバスが走っているのだがこのロジアン・バスがストップ。
しかしファーストバスが走っているので問題なくエジンバラに到着、メガバスでグラスゴーへ。
グラスゴーのバスセンターはやっぱりゼネストでステーション事態がストップされてはいたが、無事に到着。
3月ももう終わりだというのに、グラスゴーはいてつく寒さである。お宿のTravelodgeへチェックインして、ちょいとお昼寝をかます。アバディーン軍団たちとはユニオンスクエア地下のイタリアンレストランで待ち合わせ、今年始めの新年会で出会ったメンバー。
今日はリンジーの誕生日というのでそそくさをカードを買って、彼女に手渡した。
相変わらず、Drニール君はふんぞり返っている。
7時半、ぞろぞろと重たい図体を会場へと移動させる。
ロイヤルコンサートホールはスコットランドで、アバディーンのレモンツリー、エジンバラのプレイハウス、そしてこのロイヤルコンサートホールの3大お気に入り会場の1つである。
クオリティーの高い音を追求するミュージシャンたちはいつもここを選んでいて、ジャクソン自身もヨーロッパで一番好きな会場だと言っている。
さぁ、今夜は嬉し恥ずかし最前列。
前に遮るもののない特等席だ。
シートはド真ん中に近く、もうこれ以上の席は取れることもなかろうかというくらい素晴らしい。
からっぽのステージ・・・右側にキーボード、その後に10本の生ギター、真ん中にはパーカッションドラム、そおして左側には再び生ギターがずらりと並んでいる。
ジャクソンはどうやら右側だな・・・・パーカッションドラムがあるといことは
もう一人がパーカッションで参加するのか・・・
8時を5分と過ぎた。
明かりが消え、ジャクソン、リンドレー、そしてもう一人のスパニッシュ系の黒髪の男がステージに現れ、大きな拍手が沸きあがる。
おお!リンドレーやぁ!ジャクソンはここ数年毎年のように拝んでいるが、リンドレーは・・・・
何年ぶりだろうか?????おおよそ28年ぐらいになるんかな?最後に見たのは???
やっぱりこの寒いスコットランドでもアロハシャツや!!!
しかし、彼のはいている靴下がまばゆいばかりの超エメラルドグリーンでアロハにとてもよくマッチしている。
お洒落な人だ。
スペインから出てきたというより、どこか中国の山奥から出てきた仙人という風貌だ。
若い頃から老けていたので、今こうして彼を見ても歳を感じさせない。
OpeningはI''m Alive。
一人のアコースティックのショウとはやっぱり違った広がり。
リンドレーは足を交互に踏み鳴らし、超エメラルドグリーンの靴下に目を奪われる。
なんと息つかいも聞こえそうなほどのこんな真近で拝めるとは・・・生きててよかったなぁ。
リンドレーお得意のスライドギター、懐かしいなぁ。
1曲目が終わり、ジャクソンが「グラスゴーに又戻ってこれてうれしいよ!そしてリンドレーとまた再びプレイが出来て本当に光栄だよ」と言うとリンドレー君、にっかりにかぁーっと大きな微笑み。
仙人の如き風貌でさぞかしき難しそうなその容姿とは反対にすごい可愛い。
ジャクソンはここで真ん中でたんたんとジルジャンの黒のT−シャツを着てリズムを刻んでいるスパニッシュ系の男を紹介してくれた。
スペインから一緒に来てもらった 偉大なるドラマー、ティノ・ディ・ジェラルドだよ!
2曲目は
「Call It A loan」
生の醍醐味の音が静かに流れていく。
ジャクソンの声は年々低くなっていくような気がする。
この曲は昔はもっとキーが高かったはずだ。
リンドレーがハーモニーに加わる。
3曲目「Too Many Angels」
リンドレーはブズーキに持ち替えている。
曲が終わると、観客の中から「I Love You! Jackson!!!!」
大きな笑いがあがる。
このグラスゴーのショウでは必ずこの女性が登場している。
毎回、I Love You! ジャクソン!
以前「結婚してぇー!でジャクソンを唸らせたことがある。
ジャクソンは「誰かが言うと判っていたよ」と言いながら「Thank You!」
そして「I Love I’m In here」と静かに言ってキーボードに移り、4曲目の「The Pretender」へと入っていく。
リンドレーがバイオリンに持ち替えた。
5曲目の「Crow In The Cradel」
おお!古い曲だ。
バイオリンの調べが凄く心地よい。
何かスコットランドのトラディショナルミュージックを聞いているような感覚である。
なかなかライヴで聞くことなかった曲が出てきてくれたので嬉しい。
6曲目「Lives In The Balance」
リンドレーは再びブズーキ。
曲が終わり、観客の中からリクエスト曲を要求する声があがる。
「えっ?何?」とジャクソン。
「聞こえたかい?」とリンドレーに・・・リンドレーは「いんや・・・・・」
今回は一人のアコギではないからリクエストのスタイルではない。
ったくアホウな奴もおいるもんだ。
7曲目「For Everyman」
「毎晩、デヴィッドとプレイが出来て本当に嬉しいよ」とロンドレーに向かってエールを投げると、これに答えてリンドレー「こちらこそ、とっても嬉しいよ」とにこやかな笑顔を返す。
親友がこうしてまた一緒にツアー出来るってことが本当にいい世界なんだよなぁ。
何かじぃーんとくるものがある。
観客から「デヴィッド!その靴下をもっとよく見せてくれよぉー!」と声があがると、リンドレー、足を高々と上げてその超ショッキングエメラルドグリーンの靴下を見せてくれる。
再び笑いを誘う。
ジャクソンは「僕もシャツを派手にしたかったんだけど、モニターに引っかかると思って・・・・」
すると女性の一人が「じゃぁ、脱いじゃいぇばぁー!」でもって大きな笑いが湧き上がる。
8曲目はリンドリーのアルバムから「Mercury Blues」
素晴らしいスライドギター・・・・まったくこの人は弦楽器の仙人である。
練習を積み重ねて得た技術ではなく、全く生まれつきの才能って奴なんだろう。
どんな弦楽器を持たせても軽々といとも簡単に弾きこなしてしまう。
9曲目「El Rayo X」
スペイン語の曲なんだが・・・・とジャクソンが次の曲を紹介しようとすると、ティノが「no!」
大きな笑い。
ジャクソンは「・・・うーん・・・スパニッシュというよりスペイン風というかカリフォルニア・スペイン風っていうか・・・」
ある男性が「ティノォー!彼らのスペイン語はどうだい?」と声をかけると、ティノ君、大きく手を開いて右、左にひねる。(駄目だねっていう意味)
リンドレーの高音な歌声が軽快なマンドリンのリズムにマッチして、南国気分にさせてくれる。
10曲目 「These Days」では、ジャクソンが曲に入る前に「この素晴らしい会場でプレイできるのは光栄なんだ。ここはヨーロッパでも屈指のクオリティーを誇るところだよ」とグラスゴーの人々を喜ばせる。
リンドレーは再びバイオリンを手に・・・
ジャクソンはしっとりと歌い上げる。
ピアノの楽曲に移り、11曲目は「Late For The Sky」
God Bless You Jackson!
ギターに持ち替えて12曲目「For Taking The Trouble」
リンドレーはギターのコードを突っ込むときにブブブィーと大きな音を発して、おどけてみせる。
しかし、一旦曲は始まると仙人に戻り真剣なまなざし。
観客の中から「Road」との声があがり、ジャクソン、「うーん・・・僕はできるんだけどねとリンドレーに微笑むリンドレーは「うん!あれは名曲だ!うーん・・・バイオリンやってもいい?出来るかな?」と言いながら、イントロ部分を弾き始める二人。リンドレーはわざとチューンを外したりして笑いを誘う。
そのままの体制で13曲目「Barricades Of Heaven」
14曲目「Before the Deluge」しっとりと歌い上げる。
途中でジャクソン、歌詞をすっかりぽっかり忘れてしまう。
だが、ここはプロ。そのまんま何もなかったような顔で進んでいく。
リンドレーのバイオリン、静かに美しくそして時には力強く響き渡る。
同じキーで出来るものはないかな?で見つけ出したのが15曲目「Linda Paloma」
なおもリクエストを要求する声があがる。
グラスウィジャン(グラゴーっ子)の英語は英語のようで英語ではない。
かなりなまっているから同じ英語のスピーカーですら判らない言葉が多い。
ジャクソンはこのグラスゴーに来るたびに指摘しているんだが、「うーん・・・何か聞いたことのあるような名前なんだがなぁ・・・」と、とぼける。
多分一番知られている曲だと思うよ。イーグルスのグラン・フライと共に作った曲だよ。とくjれば16曲目「Take It Easy」
2時間というのが本当にあっという間に過ぎてしまった。
「ありがとう、故郷にいるような暖かい気分にさせてくれて!ありがとう!本当だよ」
最後の曲は17曲目「Running On Empty」
「毎晩偉大な友と一緒にプレイしているのは嬉しいことだよ。」
時折「フレディー君も一緒なんだ。とジャクソンが言うと、リンドレーはフィンガーピックを全ての指にはめた指を高々と上げる。
「これはフィンガーピックだぜ!」
3人が中央に揃い、大きな拍手に迎えられてフィナーレのご挨拶。
アンコール
18曲目「Love Is Strange」
19曲目「Stay」ではリンドレーの魅力が大爆発。
ご自慢のあの可愛い高音で「I want You Stay! just
Little bit Longer Please stay・・・・・・・」
(いて欲しいの、お願いもうちょっとだけ・・・)
全く今の我々観客の心境を歌っている。
20曲目「Looking East」
アンコール、最後の最後である。
幻想的な東洋の雰囲気の中、20分あまりのアンコールが終了する。
全体的に昨年のジャクソン一人のソロとは違って、リクエストは応じられないものの、リンドレーの持つその天才的な弦さばき、多くの弦楽器との組み合わせで、かなりクオリティーの高い、それでいてアットホーム的な素晴らしいライヴだった。
SET LIST
1. I'm Alive
2. Call it a Loan
3. Too Many Angels
4. The Pretender
5. Crow in the Cradle
6. Lives in the Balance
7. For Everyman
8. Mercury blues
9. El Rayo X
10. These Days
11. Late for the Sky
12. For Taking The Trouble
13. Barricades of Heaven
14. Before The Deluge
15. Linda Paroma
16. Take it Easy
17. Running on Empty
Encore
18.Love Is Strange
19. Stay
20. Looking East
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