
| NeilYoung Live In Glasgow 2001 |
5年ぶりにニール・ヤングがもどってきた。
ヨーロピアンツアーの皮切りが9日のシェフィールドで、ここGlasgowは第2日目にあたる。
前座バンドがどうなるかというのが結構な話題だったが、結局のところ「ブラック・クロウ」に決まった。
ところが最初の3コンサートは彼らがサポート出来ず白羽の矢はロンドン出身の「UN AMERICANS」に決まった。シェフィールドのコンサートはかなりエキサイトしたらしく、2時間を越すステージとなり、新曲が4曲織り込まれていたという。
6月10日。
いつもながらのどんより重たい雲に覆われた日曜日。
昼過ぎにマイケルがブザーを鳴らした。
彼は全回同様にビールを1ケース抱え込んでいる。
マイケルの車でDRニール君の家に到着。
Drニール君はやっぱりいつもながらのどでかい腹を突き出して、ニールヤングのTシャツに身を包んでいる。
キッチンで携帯用クーラーBOXにワインからビールからスナックから・・・を詰め込む。
まるで大人の遠足である。
今回の参加者は15名。
16人乗りの小型バスにたんまりとアルコールとお菓子を詰め込んで午後1時、いざ、グラスゴーへと出発した。
発車するなり、マイケルが豪快にビールの栓をプッシュゥーと開ける。
Drニール君は「BARはOPENしたぞ!」と宣言した。スターリングの手前のガソリンスタンドで1ストップしてトイレ休憩、タバコ休憩。
約3時間のドライブを楽しんだ一行は無事にSECC(スコティッシュ・エキジビジョン・コンフェレンス・センター)に到着する。
開門は6時半。
それまでの間PUBへとなだれ込みパイントのビールを流し込み、5時に予約を入れてあったメキシカン・レストランにて早い夕食を囲んだ。
マルガリータとテキーラ、ボリュームのあるメキシカン。今夜はニールヤング。
もう満足の極みである。SECCに再び戻る。
パンフレットやTシャツが売られている。
Tシャツを買おうかな?とは思ったが、£18が白と黒、そして黄色の染め上げた生地のものが£28.
やっぱ高いよなぁ・・・と思いながらあきらめた。7時半、前座バンドのUNAMERICANが演奏を開始する。
ロンドンをベースに活動しているバンドなのだが、ウエストコースとサウンドかとおもいきや、かなりの音響でやかましい。
私達のチケットは今回はsittingだ。
別段早く席につかなくてもいいってことだ。
ビールやジュースやお菓子を会場に持ち込んでいいのだから外国のコンサートは素晴らしい。
ステージがあり、スタンディングの広場がどーんと広がりその後ろかSITTINGのシートが扇形のように囲んでいる。
私達はその中でもSITTINGシートの一番前という絶好の座席だった。
それでもステージを捉えるには双眼鏡は必要だ。ああ、ここでニールを見たのがもう5年前になるのかぁ。
早いもんだよなぁ。。。と感慨にふける。前座が終わり15分あまりの休憩に入った。
DRニール君が「ああ、気分が悪い・・こいつらただのノイズだ!やかましいだけでチューンがねぇー!」などとぼやいている。
このおっさんはいつもぼやいている。
(気分が悪いのはマルガリータの飲みすぎやねぇーの?)スタンディングの方はもう後部までぎっしりと詰まっている。
もうすぐだ!
ライトが消えた。
Come On Neil!と歓声が響く。
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ぎゃぁ!ニールだぁ!ほんまもんだぁ!とhirokoは立ち上がる。
ニールは黒と白のチェックのダンガリーシャツ、カウボーイハット、穴明きストーンワッシュのジーンズといういでたちだった。
4人の狂った馬達とともにステージに現れ、観客は大興奮。オープニングは???
およよ、SedanDeliverly・・・やないぞ!
噂ではこいつがオープニングだったはず。
グラスゴー公演のオープニングは「Don't Cry No Tears 」で軽く流すように始まった。
予め前日のシェフィールドのセットリストをGETしていたhirokoは驚いた。
新曲が4曲入ったいたのがとっても楽しみである。
今回の選曲はかなりばらばらとなるようだ。
古い曲が次々と演奏される。
今年の秋に56歳になるニール・ヤング。
だが、56歳とは思えない依然として迫力は衰えるどころか、5年前より増したように感じられる。
いつもながらのダイナソウルック(恐竜のようにのっしのっしとギターを弾く)姿のニール。
双眼鏡を覗き込む、帽子を深くかぶっているのであまり顔を捉えることが出来ない。
だが、髪が伸びていてひところ昔の長髪ニールの面影がよみがえる。5曲目に「はれ?これ聞いたことない!こいつが新曲か・・・」
「酋長ジェロニモがやってくるぞ!大変だ!ドンドコドン・・・」って感じの出だし・・・ニールらしいハイトーンでもってゴーインホームアイムゴーインホーム・・・をリフレインする。
長い曲だ。
いっぺんに気に入ってしまった。
お次も新曲となり、アコースティックに切り替わった。驚いた!
「The needle and the damage done」がない!彼のコンサートでこの曲が演奏されないのは珍しいことだ。しかし、「after the Gold Rush」をパイプオルガンのしっとりした弾き語りで飾っていた。中盤にさしかかったところで、ニールが帽子を脱いだ。
ああ、これで顔を見れるぞ!と双眼鏡を覗き込んだ。
「ああ、しわが増えたよなぁ、いいおっちゃんになってるわぁ・・・でもス・テ・キ・・・あれ?嘘ぉ?あれは何やろ?」
ニールがくるりと後ろを向いた。
大きくそこには昔さらさらの美しい髪が生えていたはずの円形がすっぽりと抜け落ちていた。
正面から見る分には全くわかんないのだが、後ろを向くと河童だった。
hirokoは軽いめまいを感じてしまった。
そうだよな。歳が歳だもんな。
あたしも白髪が出だしたんだもん。ニールがはげて何もおかしい理由はない。
でも・・・ショックだ!
しばらく双眼鏡をはずして、見てはいけないものを見てしまったと後悔の念にかられていた。クレイジーホースが再び現れ、サウンドはかなり重厚になってきた。
だが、なんとなく音にひずみが入るような感じだった。
ボッカーン、ドラムがドコドコドコドコ・・・あっこいつはハリケーンがやってくるな!
前回にも増しての大音響のハリケーンだ。
ラストソングをハリケーンで締めくくったニールと狂った馬達はステージを離れた。アンコール、アンコール!!!
アンコールはF××Up・・・
なんとなくニールはこのスラングを多発しているように思えてならなかった。
案の定だ。
ニールは機嫌が悪いみたいだ。アンコールを1曲で退いてしまった。
シナモンガールは?・・・・・嘘やロ?
2時間どころかまだ1時間と40分やで・・・・もうやめちゃうの?
結局ニールはステージには現れることはなかった。
シェフィールドでは18曲・・・だがこのグラスゴーでは16曲。
悔しいなぁ・・・
なんとなく後味は悪い気はしたが、新曲4曲をget出来たし、内容も素晴らしかった。
再びミニバスに戻り3時間のアバディーンへと戻るドライブとなる。
DRニール君はオープニングはSedan deliverlyでなかったことに大感激。クリス君はイマイチとのきつい批評。何でもギターのサウンドがおかしかったとのこと・・・マイケルはアフターザゴールドラッシュが素晴らしかったとのことで、hirokoはやら新曲のGoing Homeに感激。
みなそれぞれ思い思いの感動に酔いしれていた。アバディーンに到着。午前2時を少し回っていた。
セットリストは以下のとおり・・・
1.Don't Cry No Tears 2.I've Been Waiting For You 10.After The Goldrush [on pump organ] 3.Love And Only Love With Crazy Horse again: 4.Piece Of Crap 11.Only Love Can Break Your Heart 5.Going Home (?) [NEW SONG] 12.(Standing In) The Light Of Love (?) [NEW SONG] 6.When I Hold You In My Arms (?) [NEW SONG] 13.Gateway Of Love (?) [NEW SONG] Solo/Acoustic set: 14.Hey Hey My My 7.From Hank To Hendrix 15.Like A Hurricane 8.Don't Let It Bring You Down Encore 9.Pocahontas 16.Fuckin' Up
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余談
hirokoとクリス君は17日から3泊4日でドイツはフランクフルトへの小休暇を計画していた。
ライアンエアーのとっておきのディスカウントディールで往復チケットが一人£25(4,000円)
こいつを決めた当時はニールがフランクフルトで公演することはうすうす知ってはいたが、
まさか私達がスコットランドへと帰国する日にコンサートがあるなどとは思ってもみなかった。
これを発見した時には大いに落胆した。
グラスゴーのコンサートを終えてhirokoは隠し録音のTAPEをCD化していた。
ベッドで横になっていたクリス君が、「なぁhiroko、もう1泊しないか?帰りのチケットがいくらするか調べて、
コンサートのチケットが可能かどうか調べてさ・・・」
そこから1日大変だった。
ドイツ語の辞書と会話集を片手にクリス君はWEBを渡り歩き、フランクフルトのBOXオフィースにTELをかけ、
チケットがGETできるかどいうかを聞いてみると、十分当日買えますよとのこと。
フランクフルトからグラスゴーまで戻るビンは案外高かったので、ロンドンのスタンステッドを経由しグラスゴーへと戻るフライトを検討した。
£21だ!安い。
フランクフルトのHOTELをもう1泊延泊し、とにかくフランクフルトについたら、す
ぐにその足でコンサート会場へ出身いてチケットをゲットする。
そう!
二人はフランクフルト公演にも参加することを決めた。
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