STEVE EARLE
14,Dec 2004 Usher Hall Edinburgh

クリスマスも近づいた12月14日
待望のスティーヴ・アールのライブ。
前回は2002年の4月に同じくエジンバラのアッシャー・ホールでライブを行っている。
ちょうどそのとき、hirokoは里に帰っていたので、一足お先に帰国していたクリス君が運良くチケットをゲットして参加している。
したがって、hirokoにとってのスティーブ・アールの生は初めての経験である。
アッシャー・ホールの立ち見では開場と同時にだだだっと最前列へとなだれ込み、Goodな領域を確保できる。
この際、もう音源収録は諦めである。
・・・とは言いながら、しっかりマイクロフォンを襟にくっつけてはいたが。。。
開場は7時半。
だだだだだっとなだれ込む。
おばさんパワーでもって最前列。それもドドドど真ん中を陣取った。
うへーっ!こいつはすげぇ。ど真ん中だぜど真ん中!とええ歳をこいてはしゃいでしまうhirokoだった。
スティーブ・アール、今生きているシンガーソングライターで数少ないハードボイルド派である。
酒やドラッグに溺れ、女運が悪く、何度結婚していたっけ?刑務所へ入ったり、過激なプロテスト・ソングを歌っては、あらゆるところから攻撃され続けている。
やはり反ブッシュの旗を掲げるミュージシャンの一人でもある。
Rストーンズの影響を強く受けている彼の作るメロディー、そして皮肉でドライな歌詞、けだるいハスキーな声。
ハードボイルド・ファンにとってはたまらない魅力の男だ。
さて、今回も新しいアルバムをひっさげての登場である。
前回の「エルサレム」が非常にまとまりのいい素晴らしいアルバムだったので、今回のツアーのために急いで作ったという感じがしないでもない。
少々荒い感じがする。
だが、1曲目のThe Revolution Starts なんかは、彼らしいストーンズ色バリバリのロックンロールである。
今回のツアーには女性カントリー・シンガーのアリソン・ムーアが同行し、スティーブの前座を務めている。
噂によるとスティーブといい仲だと流れてきた。
さて、8時を過ぎ前座のアリソン・ムーアが登場する前にスティーブが登場し、彼女を紹介した。
へぇー。御大自らのご紹介とは・・・かなり¥お熱をあげているのでは?
アリソン・ムーアのパフォーマンスが終わり、いよいよスティーブの登場である。
最前列のど真ん中、スティーブの表情が読み取れる。
はだkぇたシャツから胸毛が見え、汗がすでにほとばしっている。
オープニングはやっぱり新曲のThe Revolution Startsで始まった。
んがぁ?マイクのボリュームが低い。歌詞が聞こえない。
リードギタリストのギターがやたらに近々とでかい。
サウンドエンジニアの大ミス。
バランスがどえらく悪い。
少々がっかりしながらも、ステージは進行していく。
4曲目はスティーブの曲でhirokoの一番のお気に入りであるAshes To Ashes。
うううううう・・・・ええなぁ。とうっとり聞いている。
悲しくうごめくハーモニカ・・・・あれれれぇ?ハーモニカの音が聞こえない。
またしてもマイクが死んでいるではないか!
ここはこのハーモニカが一番光る部分やのに!
エンジニアは一体万全なチェックをしたのだろうか?
あああ、これまたショック!
ステージでは再びアリソン・ムーアが登場し、デュエット曲を熱く歌い上げる。
ううううーーーんん。これはエミィール・ハリスとのデュエットの印象が強かったので、イマイチ感動が起こらない。
アリソン・ムーアも別に悪いシンガーではないのだが、ちょいとインパクトに欠けている。
親の七光りではないけれど、スティーブの七光りってな感じである。
これはやっぱり噂ではないぞ。
完璧にスティーブは恋をしている。
このアリソンにぞっこんってな感じで、くどいほど彼女の名前を紹介する。
こうなると何と言うか、シラケてしまう。
スティーブ・アールはハードボイルドでなければ魅力がないのであり、恋をしてメロメロにトロケたスティーブ・アールではなんとなくつまらない。
トゲトゲしさがなくなり、もっこりほっこりまろやかで幸せ一杯、もうブッシュでも戦争でも勝手にやっとくれの世界みたいである。
彼は観客に向かって言った。
自分が支持した候補者や信念が通らなかった時、1つ。
「国を出て行く」
2つ。
「恋に落ちる」
3つ
「毎回のショーでRストーンズの曲をやるんだ!」・・・と。
2つめの「恋に落ちる」
決定的だよなぁ。
ショー自体はサウンドのバランスの悪さで失望したが、久しぶりのRock色の濃いライブに満足して帰ってきた。
Set List
1.The Revolution Starts.
2.Home To Houston.
3.Conspiracy Theory.
4.Ashes To Ashes.
5.Taneytown.
6.Amerika v. 6.0(The Best We Can Do).
7.What's A Simple Man To Do.
8.Warrior.
9.The Gringo's Tale.
10.Rich Man's War.
11.Goodbye.
12.Comin' Around.
13.You're Still Standing There.
14.Harlan Man.
15.Copperhead Road.
16.Condi Condi.
17.I Thought You Should Know.
18.Christmas In Washington.
19.Jerusalem.
20.The Seeker.
21.Transcendental Blues.
22.F The CC.
23.Revolution.
24.The Revolution Starts Now.
25.John Walker Blues.
26.Guitar Town.
27.Sweet Virginia.
28.Isn't It A Pity.
29.