
TEENAGE FANCLUB Live in GLASGOW

ティーン・エイジ・ファンクラブがエジンバラにやってくる!
・・・と気が付いてチケットをGETしようとしたが、Sold Out。
それほどの大バンドではないはずだが、ライブ会場が狭いのだ。
しゃぁーないなぁでもって、グラスゴーLIVEへ参上するか!でチケットを入手した。
hirokoがそもそもこのティーン・エイジ・ファンクラブの存在を知ったのは、やっぱりニールヤングが関係していた。
彼らは息の長いバンドで1993年、ニールがグラスゴーのSECCでのコンサートの際にこのティーンエイジ・ファン・クラブがサポートバンドを勤め上げたのである。
ニールのサポートをやるバンドって?どんなんやろ?
で、初めて聞いたのがAbout youだった。
そのサウンドはアメリカのウエストコーストサウンドばりばりで、ハーモニーを重視した初期のバーズを思い起こさせてくれた。
とりあえず、hirokoには凄く新鮮なバンドとして心に留まったのである。
グラスゴーの音楽シーンはこういうウエストコースト・サウンドがとてもポピュラーで、ウエストコースト・サウンドは日本でもかなり人気があるから自動的にグラスゴーのバンドは日本ではとってもウケがいい。
このティーン・エイジファンクラブもその1つである。
スコットランドでの観客の態度は各地でかなり違っている。
音楽の町、グラスゴーは観客はノリがいい。
エジンバラやアバディーンでは観客はとってもお行儀がいいが、さぁてどっちがいいのやら?
一度は彼らのステージを見てみたいなぁと思っていた。
1997年のラジオヘッド・イン・アバディーンの際に運良くティーンエイジ・ファンクラブがサポートバンドとして登場した。
んが、アバディーンのエキジビジョン・センターはでかすぎて、サポートバンドの彼らのサウンドは何となく浮いてしまった感じがした。
hiroko自身もかなり後方に陣取っていたせいでもある。
サポートではなく彼ら自身のコンサートを見て見たい。
いつもそう思っていた。
アバディーンに彼らがやってくるチャンスがあった。場所はレモンツリーだ!
こいつは最高!とはしゃいでいたが、丁度この期間が日本里帰りと重なってしまった。
何ある不運!すっかりしょげていたが、ミュージック・ショップのフレッド君が彼らのサイン入り額をしっかり入手してくれて慰めてくれた。
さぁて、ようやく彼らの本拠地でのコンサートに行ける!
わくわくしながら2月21日を待ちわびていた。
会場はBarrowlandという大昔にダンス・ホールだったところで、セルティックのスタジアムへと導かれる途中のBarras地区にある。
グラスゴーという街がいたるところに高層ビルが立ち並び近代的な都市を思わせるのだが、アーガイル・ストリートを南へ南下していくとなにやら怪しげな雰囲気が漂ってくる。
バラスマーケットの周辺はどえらくレトロな世界で時代を逆行したかのような錯覚を受ける。
周辺のPUBは言わずとしれたセルテック色。
このあたりをレンジャーズのブルーなんかを着込んで歩けば必ず襲われそうだ。
ティーンエイジ・ファンクラブの連中もセルティックファン。
何となく緑色である。
さて、このBarrowland。
とにかくボロい。
会場はまるでどっかの高校の取り潰す寸前の体育館ってな感じで、空調もあったもんやない。
シート席なんぞはまったくないときた。
サポートバンドが演奏を始めた時には、観客なんぞバラバラだった。
驚いたことに一番前を陣取っている4人の若い女の子たちが日本人だったということだ。
わざわざ日本からこんなとこまでやってきたんだろうか?
どんなバンドでも彼らが出たローカルのライブは他所の土地とは違っておのずと盛り上がり、アトモスフィアは最高だ。
きっと今夜もいいコンサートだろうと期待が膨らんでいった。
かなり前に体を進めている。
クリス君が「hiroko大丈夫かい?かなり前だぜ!」
「ええ?いいやんか?なんで?」
「ここはグラスゴーなんだぜ。飛び跳ね出したらエアロスミスの再来だぜ」
「ええ?だって、ティーンエイジ・ファンクラブって飛び跳ねるたぐいのバンドじゃないやん。ハーモニーのバンドやし・・・」
ようやく彼らの登場だ。
観客は若者が多く、ちょいと意外な感じがしたが、老年、中年もしっかり揃っていた。
意外なことに若い男性ファンも結構多いというのにも驚かされた。
ステージがライト・アップされる。
オープニングはAbout You!
うぉーっ!この歌スキスキ!と思いきや目が点になる。
みんながびゅんびゅんと飛び上がりだしたのだ。
うへぇー!エアロスムスの到来じゃ!こら、あ・か・ん!
倒される!
hirokoはじりじりと後ろに下がる。
飛び上がる軍団とそうでない軍団とのちょうど境目まで避難した。
やれやれ、やっぱりここはグラスゴーだったんや。
まるでパンクバンドのライブのようにはじめから終わりまで飛び上がっている。
すげぇ。
大の大男がブンブン飛んでいる。音楽を楽しんでいるのか雰囲気を楽しんでいるのか・・・それはわからない。
この飛んでいる男も落下地点がまっすぐに落ちてくるならいいが、こいつが斜めになったり後ろになったりで、いつ自分のところに落ちてくるかと思うと気が気で音楽を楽しんでいるどころではなかった。
空調もないし熱気がムンムン。
音は回りまわってせっかくのハーモニーなんぞ楽しめる感じではなかった。
若者のコンサートは要注意である。
hirokoはまだまだひっくり返って死にたくない。
ノーマン君はめがねをかけていた。
始終にこやかで好感の持てるバンドである。
サウンド的には全くイマイチだった。
何せマイクの通りがもうひとつ。
それに加えてブンブン飛び上がる観客、ビールやタバコで床中がめちゃクソな会場だ。
タバコがえげつなかった。
ちょいと日本じゃぁ想像できないだろう。
だが、まぁ全体的に念願のティーエイジ・ファンクラブのライブが見れたのだ。
よしとしておこう!
セットリスト
About You
Alcoholiday
Don't Look Back
Your Love Is The Place
Did I Say
Sparky's Dream
What You Do to Me
Verisimilitude
Planets
I Need Direction
Mellow Doubt
Ain't That Enough
The World'll Be Ok
The Cabbage
Starsign
Everything Flows
Encore
I Don't Want Control
Discolite
He'd Be A Diamond
The Concept