

Neil Young
ABERDEEN EXHIBITION & CONFERENCE CENTRE

24/06/2009
6月24日
昨夜はホテルに戻ってバタン・キュー状態だった。
「昼頃までこのまんま寝ていられたら・・・・」などと、これから始まる民族大移動を思うと疲れが倍増しそうだ。
足はまだ痺れている。
しかし、のんびりなんぞしてはいられない。
そそくさと支度をして、チェックアウト、マグドで朝食後に流れるようにして昨日来た道のりをエジンバラに向けて北上していく。
しかし今日はグランサムで乗り継いだ後、ニューキャッスルでも乗り換えだ。
やれやれ・・・なんかゆったりほっこりしている気分を味わえずにエジンバラへ到着。
Swine Fluが大流行していて、この夏は観光客もまばらと言いたいところだが、観光客には豚インフルエンザなど眼中にないみたいである。
今日もぽかぽかの真夏日だ。
観光客でごった返すエジンバラ・ウェバリー駅。
マークス&スペンサーで買い物をして、1時間後にアバディーン行きの列車に乗り込んだ。
平日のお昼というのに列車は込んでいる。
ぽかぽかの真夏がどーいうわけかアーブロスを過ぎたあたりで突然、重たい雲が立ち込めて霧が深くなってくる。
これはアバディーンにいた時代に何度も体験していたことだったが、随分と忘れていた。
おいおい!アバディーンは冬じゃないのかえ?と不安がよぎる。
前回アバディーンを訪れてから、もう3年半も経ってしまっている。
街は変わっているかな?
みんな元気かな?
里帰りをするような嬉し恥ずかしいようなウキウキした気分になる。
今回のアバディーンは平日のしかも水曜日の夜。
なかなか休みのとれない人も多いだろうし、アバディーンではちょいと日帰りということも出来ない。
それでも我らの友達、BOBディランの追っかけJames君は友を2人を伴って、車で日帰りをやらかすそうだ。
いつもながら思うに、Jamesには疲れという単語は見当たらない。
さすが、タフなウィジーである(グラスゴーっ子)、彼の場合はどんなライブもかぶりつきの位置にいないと気がすまない人。
この日も早くからアバディーンに向かっているはずである。
ロイヤルメイルのエジンバラ・オフィースでBOBディランのことを知りたければJamesに聞け!Neil Youngならばクリスだ!The Whoならば・・・などとオフィースのどっかに必ずスペシャリストがいる。スコットランドならではだよね。
まさかNeilがアバディーンに!
グラスゴーやエジンバラならともかくどーしてアバディーン?
まさかそんな超大モノ・ミュージシャンが自分の街に来てくれるなんて!ってなもんでアバドニアンたちは狂喜乱舞である。
普段はなかなか遠くて涙を呑んでいた音楽ファンも多い。
ましてや、追っかけのラスティーズたちもまさかアバディーンまではとても足を運ぶことなどない。
老若男女を問わずに音楽好きな地元の人間たちが集まることだろう。
アバディーンのオーディエンスはよく言えば、礼儀正しく、悪く言えば、ライヴ慣れしていない田舎モノなので、どういったりアクションをしていいのか判らないと感じ。
ここは少々引っ込み思案が多く、慎ましやかなアバディーンのオーディエンス。
一番前のバリアをゲットするには絶好のチャンスでもある。
今にも合間から涙がこぼれ出しそうな、そんな重たい灰色の雲、太陽の光線が背中に暑かったノッティンガムからエジンバラ〜アーブロスまでの真夏日とは雲泥の差の冷気と霧に包み込まれた灰色の懐かしい街、アバディーンに到着した。
長い道のりだった。
ホテルにチェック・インを果たしたが、ここでのんびりしているわけにはいかない。
世の中は平日で通常通り、人々は仕事をしている。
今夜の会場であるアバディーンのエキジビジョン&コンフェレンス・センターはOld Aberdeenに位置する。
ここへの道路は郊外へと帰宅を急ぐラッシュ・アワーで車の大渋滞が毎日繰り広げられている。
車が動けなくなる前に会場へ乗り込んでいなければならない。
すぐさまTAXIを呼んでいざ、会場へ。
空気は冷たく、小雨までが降り出した。
ちょうど入り口近くにさしかかったところで、ふらふらと一人のおっさんが歩いている。
「あっ、ここで下ろしてくれ!」とクリスが運ちゃんに叫ぶ。
「げっ!ジェイムジーじゃんか!」
いち早くエジンバラから車をぶっ飛ばしてアバディーン入りしたBobキチ・James君だ。
何してるんや?ちゃんと並んどかんといかんがなーーー!
Jamesは開口一番「Cortezは演ったか?」
「Nop!」
「今夜は演ると思うかぁ?」
「さぁ、わかんねぇー」
「早く着過ぎて、誰も並んでねぇーでやんの!」
「ここはエジンバラやグラスゴーじゃないんだぜ!それよか、どこへ行くんだよ」
「退屈だからみんなでPUBで飲んでるんだ、君らも来るか?」
「アホな!あたしゃぁ、バリアをゲットするんでい!」
「OK!それじゃぁな!」JamesはPUBへと向かった。
アホウやなぁ。今から並んでないと絶対に前の位置を確保できないのに・・・・
ゲート前には数人が列を成していた。
ノッティンガムは建物の中で列を作れたが、アバディーンはそうはいかない。
吹きさらしの外で列を成す。
雨が降ればズブ濡れだ。幸いにも小雨程度なので何とか持ちこたえることが出来るが、体が冷える。
この会場で、アバディーン時代に見たのはBOBディラン、TRAVIS、ラジオ・ヘッド、ブライアン・アダムスぐらいだったかな?
時間は刻々と過ぎていく。
DrNeil軍団はシート席なので、早々にやってくるはずはない。
誰か顔見知りはいないものかと四方八方に注意を向ける。
トレバー、マイケル、アリソン、デイビット、ロナ、クリス、フレッド、クリシー、ルイスetcetc・・・まだまだ姿が確認できない。
列は見る見るうちにくねくねの長蛇になっていく。
後ろの二人組みのおじさんがNeil論議を始めている。
その後ろで長髪の20代前半といった青年が一人静かに本を読んでいた。
Neilのライヴは勿論圧倒的に60代50代が幅を利かせているが、そのなかに若者も増えてきている。
勿論その殆どは彼らの親の影響で、親と一緒にというケースが多いが、中にはこうやってポツネンと若い人も混じっている。
昨年のエジンバラでぶっ飛び経験をした若者たちが口コミで「Neil Youngってすんげぇー爺さんがいるんだ!」と波が広がったようだ。
おじさんたちの会話に耳を尖らせていたが、慎ましやかに会話に参加した。
「昨年のエジンバラで衝撃を受けたんだ!凄いミュージシャンだって!今まであんなすごいショーを見たことはなかったよ。」目がらんらんと輝いていた。
こうやって、早くから列に並ぶこと自体相当な音楽ファンなのだろう。
?十年前の自分の姿を見ているようだ。こういう若者を見るのは実に嬉しい。
若い頃もよく並んだなぁ・・・徹夜までしたことあったけ?今も並んでるやんけ!(笑)
懐かしい思いがこみ上げてきた。
ようやくゲートが開放された!
hirokoの前頭葉には「バリア」しかなかった。
走る走る走る!オフィシャル・マーチャンダイズもトイレも無視だ!走る走る走る!
ステージが見れる!バリアが見える!まだ詰まっていない!走る走る走る!よくもまぁ、運動不足の体でこんなに走れるもんだ!
バリア取ったぁー!!!!クリス!何してるねん!早く早く!
一番前のド真ん中だっ!信じられるかい?夢だったら覚めないでおくれ!ど真ん中!一番前、Neilの目の前!ひぇー!!!
今までいろんなミュージシャンのライブでバリア体験もあるしど真ん中体験もある、
しかし、そのたびに、「これがNeilのライヴだったらなぁーーー!」といつも思っていた。
Neilのライヴでバリアのど真ん中にどれほどの憧れを抱いたことだろうか?
長年ファンで、追っかけもやってきたが、初めての体験だ。
アバディーンはhirokoを暖かく、迎えてくれたのだ!ありがとー!
クリスとhirokoの隣には同じく中年カップルが・・・「どこから来たの?」「リバプールよ!」「うわぁー!じゃぁ昨日のノッティンガムは行ったのでしょ?」
「駄目だったのよ。チケットが取れなかったの」「げぇー!リバプールからだったらノッティンガムまでほんの近場だったのにねぇ。」
まさに2組の夫婦はバリア前で大興奮!
「ねぇ、トイレ行くなら今のうちだわよ。あたし行くけどいかない?」と誘う。外で体が冷えたのでまだまだの長丁場、もつかどうか疑わしい。一度バリアを開け放したが最後、もう元には戻ってはいけないだろう。
二人はそそくさとトイレへ向かった。
元の場所に戻るにはかなりの勇気がいる。
人々は通してたまるか!の実に実に強烈な冷たい視線。
ヘコヘコしながら、ごめんなさい!あそこの場所があるのよ!」と平謝りしながらエキスキューズ・ミィー!
戻る途中で外で並んでいたときの長髪の若者とでくわす。
彼も2番目あたりの好位置を確保していた。
「やったわね!・・・・へへへ・・・あたしバリアを取ったわよ! Enjoy The Show!」と声をかけると「You,too」とにこやかに笑っていた。
元の位置はちゃんと3人の屈強な(?)男たちによって守られていた。
さすが、アバディーン!さすが、レディースファースト!ジェントルマンのアバディーンだわぁー!
クリスが「キミたちのいない間、この空間を取ろうとする人たちが押し寄せて大変だったんだぜ!」
「ねぇ、あなたは大丈夫?行くなら今のうちだわよ!」
「もう駄目だよ!キミたちは女性だからなんとかなったけど、野郎は無理だよ。」「げっ?我慢できそう?」「わかんない・・・・」
「考えないことよ!、Neilが始まったらめたくそ暑くなるから!」
うわ・・・これからは何か対策を講じないといけないよね。
オシッコを5時間止める薬なんてあるんだろうか?
男なら何かペットボトルで?あたしゃぁ、どーなるのさ???
クリスと顔を見合わせてオムツだね。。。と合意する。
「パンツ型、匂いのしない紙オムツ」・・・・これがマジで必要になるかも・・・・(笑)
せっかく取ったバリアを開け放すくらいなら、紙オムツはさんだって、OKだもんね。
(そこまでやるか?(笑)
ステージとバリアの間の狭い空間には2人カメラマンが待機している。
ステージの左右に設けられた巨大スクリーンに映し出すためのカメラマンである。
勿論ステージを映し出すのがメインではあるが時折、レンズを観客に向けることがある。
おいおい!止めてくれぇー、と思いながらレンズが向けられるとにっこり顔を作ってしまう小心者のhiroko。
後ろから「hirokoぉー」と声がする。
振り向くと数列後方にアリソンを確認する。
「スクリーンに映っていたので、挨拶だけに入り込ませてもらったの、あたしたちはもっと後方だけど・・・元気だった?終わってからチャンスがあったら、また会いましょうね!Enjoy The Show!」といいながら後方へと戻っていった。
アリソンは強烈な冷たい視線を浴びせかけられながらも割り込んできてくれた。
クリスのけーたいにはトレバー君からテキストが入る。
「二人ともスクリーンに写ってたよ。すごい場所にいるじゃないか!すごいよ!帰りは送っていくからね。」
みんなちゃんといるんだな。
目の前をさえぎるでかい頭がない、揺れ動くどでかい図体がないという何とも筆舌しがたいこの開放感!
おまけに相手はNeil Youngなのである。
まだ夢を見ているようだ。
興奮の坩堝と化したhirokoにはもう「疲れ」という単語は見当たらない。これほどゲンキンなものなのか?「疲れ」って?
8時、昨夜と同様にローラちゃんが前座をスタートさせた。
昨夜の緊張度とは打って変わって、礼儀正しい暖かなアバディーンのオーディエンス。
緊張もかなりほぐれているような感じがする。
暗転に入り、あと30分ほどで御大のご登場を迎える。
ふと斜め後ろを見るとげげげげげ・・・・何で?のJamesが親指を立てて笑っている。
「どーやってここまで近寄って来れたのさぁ?」3番目あたりに位置しているではないか!
なんというか、あっぱれというかさすがというか、さすがのウィジーだ。
あらためてこのおっさんの凄さに脱帽する。
ラリーが登場し、オールド・ブラックのチューンを合わせ出すと、もうすぐだ!
照明のおにいさん二人が遥か上方の所定位置へと縄はしごを駆け上がっていく。
甲高い歓声が沸きあがる!
のっしのっしとNeilの御登場!
ぐぇー!hirokoの目の前には等身大のNeil Youngがぁーーーがぁーがぁーーーー。
近い!近い!近いぞぉー!皺もはっきりくっきり見えるぞぉー。
しあわせぇー!もう死んでもええぞぉー!
ズンズンズンと歪むギターの音。
Hey Hey My My
http://www.youtube.com/watch?v=0Qe2vLNKZ3M
これが乗らずにいられまひょか!
へぇーいへいまぁーいまい!ズンズンズンズンズンズン!!
Rock'n Roll Will Never Die!!!!
ねばぁーだい!ねばぁーだい!なのだぁー!
このパワーがあるからhirokoは生きていられる!
Neil ありがとー!
こうやって聞いていると、チャドのドラムもまんざら悪くない。
上手くなったよ!うん!
ため気味のおかずが心地よい。
カクカクカクと首が折れる。ジャンプジャンプでカクカクカク!
ベードラが子宮に響きまくる。
突端からすんげぇーパワーを目の前から浴びせかけられる。
へぇーいへいまぁーいまい!ズンズンズンズンズンズン!!
昨年の春のユーロー・ツアーでは、Neilさん、ペイントを散りばめたスーツ姿だった。そして夏も。
だが今年は本来のT-シャツと Gパンのスタイルに戻っている。
T-シャツの上には長袖のシャツを着てはいるが、どんどんとはだけてくる。
片方がはだけ片方がまだしっかりと袖を通っている。
こいつが新しいファッションだ。
ペギーさんは昨夜とはうって変わって、チェックのベストにグレーのスカートと淑女スタイル。
スコットランドはハイランドを意識してのことだろうか?
何着ても似合う女性だなぁ。。。
さぁ、今夜はいくつのチェンジがあるのだろうか?
まぁ、アコギで2つあたりかな?と予想を立てていたが・・・
Mansion On The Hill Are You Ready For The Country? Everybody Knows This Is Nowhere
4曲がノッティンガムと同様に続いていく。
お次の曲に入る前にNeilはアバディーンのオーディアンスに向かって「How are you Doing? Great to Been Here!」調子はどうだい?ここに来れて嬉しいよ」と初めての街へのご挨拶。ユーロー・ツアーも残すところ金曜日のGlastonburyと土曜日のハイドパークの2つとなった。
ツアーも終盤に近づくに連れてNeilのご機嫌が素晴らしくいい。
普段はあまりステージ上では笑うことのないNeilだが、今宵は始終にこやかだ。
勿論メンバーたちも伝染してリラックスした表情が伺える。
5曲目に昨年の定番曲であるSpirit Roadが入った。
Neilがヨーロッパをツアーしていると、その土地その土地でのビールが置かれている。
アイルランドではやっぱりギネスだったし、ノッティンガムでは地元のビールだった。
ここアバディーンではIPAというやはりスコットランドのエールが選ばれていた。
Wordsが落とされたなぁ。今夜は・・・・
お次は何が?と思っていると・・・およよ???
けだるいイントロが流れる・・・・Cortezか?
Cortez The Killerだっ!
Cortez大好き男のJamesを振り返って親指を立てた。
エジンバラから日帰りの大強行軍でやってきた甲斐のあったJamesは実に嬉しそう!
Cinnamon Girl
で再び乗りまくる。
んが・・・昨夜もそうだったけれど、出だしが・・・2番からだ。
。いつから変わったのだろうか?
後で他の地の録音を確認しよう。ロ
オルガンへ移動しMother Earth。
アコースティックのセットに入る。
今夜は何が飛び出すかな?
The Needle And The Damage Done
http://www.youtube.com/watch?v=4FEwqaOrgR4&feature=related
会場内でシング・アロング。
この曲を聞くたびに、ダニーのあの笑顔がまぶたに浮かぶ。
本当に悲しい死だった。。。。
いつもはネックのところにマイクをセットして隠し録音をしていたTaperのhirokoもトレントが広まって各地でUPロードされるようになってからは誰かが取っているだろうと、のんびり構えるとが出来ている。
特にシーティングならともかくスタンディングのライヴではこいつを挙行するには結構大変。
おまけに前方では音もディストーションがかかるし、悪くなる。
一番に声を張り上げて一緒に歌うことも、飛び跳ねることも出来ないでじっと我慢はめたくそ辛い。
今夜はサウンドボード近くにDrニール君が陣取っているので、何も気にすることなく自由に飛びはね、歌うことも出来、まさにライヴを堪能できる。
ありがたい話である。
メンバー紹介ではいつもどおりに美しい妻ペギーから始まり、アンソニー、チャド、そしていつもクールなリック THE Bass Pyaer!!!
もの静かでたんたんと重低音を響かす彼も、この日は解放的な気分。
サァーンキュ!とマイクに向かった!
うわぁー!リックが喋ったぁー!
一際大きな拍手が沸きあがる。
Neilも大笑い。
そして長年来の友人ベン・キース!
この人って、ギターを弾いているときにはいるのかいないのかわかんない存在なんだけど、やっぱりスチールギターに入ると一際際立っている。
Harvest Moon
滅多にはリクエストには応じないNeilなんだが、ことの始まりはオーストラリアのある男性の恋人の父親が「Harvest Moon,つまり中秋の満月の数分目に亡くなった。そこでNeilのファンサイト、スラッシャーにリクエストを求めたのがNeilの耳に入り、Harvest MoonがPICKされたのがきっかけ、ドイツでは一緒にライブに行くのを楽しみにしながら急遽交通事故でなくなってしまった夫のためにと・・・そしてダブリンでも・・・という具合だ。
今夜のアバディーンでも同様にHarvest Moonが・・・後方のオーディエンスから冷やかしじみた口笛が発せられ、少し気分を害したNeilだったが・・・「人は時として自分の感情を表すのが苦手なものなんだ・・」とやり返す。
Rockin' In The Free World
ラスト・ソングかぁ?もう?
全く彼のライヴって時間がたつのが早い!!
早すぎる!せっかくこんな一番前に陣取っているのに・・・まだまだ我慢できるってぇーのになぁ。。。(笑)両手を高く振り上げ、リズムに乗る。
この自由な世界でROCKし続けよう!!!
格好いいフレーズではないか!
彼ほどこのフレーズが似合う男もいない。
今宵もやっぱりA Day In The Lifeでアンコールを締めくくる。
弦をぺんぺけに引きちぎる。
ラリー君、毎日大変だろう。(笑)
結局のところ昨夜のノッティンガムのセットリストとのチェンジは予想の2つに反して5つと、二人にとっては実に嬉しい結果となった。
追っかけの追っかけ冥利に尽きるところである。
ドラムのチャド・クロムウェルがご挨拶の列に加わる直前、マイクに駆け寄り「ニィーーーーーーーール・ヤァーングーーーーーーーー!」
爆笑を誘う。
ギターの弦を引きちぎった後は愛妻ペギーの横にぴったりくっついて鉄琴をピコピコ叩く。
お別れのGreensleevesに押し出されるかのように、出口へ。
・・と思いきや、クリス君。
ローディーのお兄さんに詰め寄り、「へい!セットリストを頂けるかい?」と頼み込む。
バリアの特権だ。
数人横でも同じようにセットリストを求めるファンが押しかけていた。
多くの手が伸びている。
果たして無事にクリスの手元に収まるのだろうか?
ローディー君はちょうどリックの位置に貼り付けてあったセットリストを剥がしとって、クリスに手渡してくれた!
やったぁー!サイコー!(笑)
今夜はあまりにもツキ過ぎてるぞ。。。何か落とし穴にはまらねばよいのだけれど。。。。
Neilの今宵のお宿はアバディーン郊外の静かなカントリーホテル。
Drニール君が、「おいhiroko、明日このホテルの朝の朝食を食べに行きたければ、運んでやるぞ!」と言っていたが・・・
Offのミュージシャンのプライバシーを奪うつもりはhirokoにはない。
http://www.marcliffe.com/
帰りは当初予定していたインド料理は人数が多すぎてお流れとなったが、Drニール軍団、フレッドの家族たちと一緒にフレッドの家まで歩き、彼の家でしばしの小パーティー。
明日は我々二人以外は誰もが仕事を持っている。
もう1日あればゆっくりまったりしていられるところなんだけど、結局郊外へと帰るトレバーやマイケル、アリソンたちとは会うことが出来ずにいた。
「また今度ゆっくりと里帰りするよ」と、けーたいで話をする。
フレッドの家でビールとワインで喉を潤して、再びDrニール君の車でホテルまで送ってらった。
疲れた長い1日だったけれど、興奮で眠ることが出来なかった。
祭りの後の寂しさがずっしりと重い。
特にNeil Youngなどという大嵐のあとは・・・・・
Set List


編集後記
Like A Hurricane、まさに嵐のような数日だった。
昨夜TV放映されたGlastonburyの映像を何度も繰り返して見ている。
One Upのフレッドの話ではあのアバディーンのライヴの翌日、多くの若者がNEIL YOUNGのアルバムを買いに来たという。
GlastonburyのRock'in in the Free Worldで見せたあのパワー溢れるパフォマンス。
最初のうちは手を挙げるものも少数だったのが終わりに近づくにつれ、そして最後には殆ど全員がNeilに先導されて、手を掲げて右へ左に揺れていた。
あのフェスティバルに赴く往年のNeilファンやラスティーたちはそれほど多くない。
キャンプを張っての泊まりFESだし、あまりにも長丁場だし、まずはFESセットなので、セットリストは短いものになってしまう。
故に、あそこに集まっている殆どは、Neil Youngを知らない世代が多いはずなのだ。
それが最後のあの盛り上がりようだ。
UKの多くの若者はすぐにCDショップに足を運びNeilのアルバムを買い求めるのだろう。
翌日、Drニール君が昨夜の収録分を前もって渡してあったメモリーカードにコピーしてくれ、仕事の始まる前にホテル前で待ち合わせ、持ってきてくれた。
そいつを繰り返し繰り返し聞いている。
アバディーンの会場でセキュリティーを請け負っていた人の話ではOFFステージでのNeilはもう殆ど死んだような老人だったらしい。
それがひとたびステージにあがると鉄人28号に変身したという。
63歳の老人にOFFでもステージと同様の人間だと期待する方がおかしいが・・・
現在あまり芳しくない噂が流れている。
Neilは数年前に脳の手術を受けた。
Cinammon Girlやポカホンタスで歌詞を2番から初め1番へと戻る・・・これはDementia(老人性痴呆症)の始まりではないのかと。。。
意図的にやっていたのでは?とhirokoは思いたい。
NeilとOn Timeで彼の現在進行形を体験できたhirokoは本当に幸せものだ。
彼のファンであることを誇りに思う。
アーカイブで過去に浸るのもいいけれど、やっぱり彼が生きて演奏している限りは現在のNeilを味わっていたい。
ありがとう!Neil Young!
![]() |